傳田のTrustedコラム
第1回「コンピューター制御無人カーレー ス」 (2004.4.01)

筆者(左)、インテルCEOのクレイグ・バレット氏(右) 先日インテルCEOのクレイグ・バレット氏と朝食をする機会がありました。そこで面白い話が出ましたので紹介します。
アメリカロサンゼルス郊外のバーストウからラスベガスまでの200マイル(約320キロメートル)を人間が一切関知しない、コンピューターが全て制御する車のレースがあるということを聞きました。インテルはカーネギーメロン大学との間で64ビットプロセッサー(Intel® Itanium® 2 Processors)を4つとXEONプロセッサーを搭載した車をそのレースに参加することを決めたそうです。全てコンピューター制御によって障害物も感知し、GPSのデータを入手してその自分の位置情報を認識し、200マイルを走破するということです。位置情報に関しては出発2時間前にDARPA(アメリカ国防総省国防高等研究事業局)より参加者にそのデータが配られます。
国防総省がからんでおりますから、これは彼らが将来何かに使うための研究開発の一環だと思いますが、このようなレースは日本ではまず考えられないことでしょう。これらの技術の発展により将来の自動車もより安全に、人間の介在が最低限で、目的地に到着出来るようになるのではないでしょうか。
実際このレースは現地時間の3月13日に行われまして、カーネギーメロン大学の車は7.5マイル(約12キロメートル)走破したそうです。7.5マイルといってもこれは全車両の中で最高の記録。新しいテクノロジーを使って何かをやるというのはいつもリスクを伴いますが、日本でもリスクを取ってこのようなチャレンジを行えば、日本発の「車と人間の調和がとれる未来」が実現可能なのではないでしょうか?(多分こういうことは日本では無理でしょうが・・・。)
関連リンク:
DARPA Grand Challenge to Showcase Unmanned Vehicle Technology(英語)
インテル社、Intel Developers Forum Spring 2004でのコンピューター制御無人カーレース紹介(英語)
カーネギーメロン大学チームの結果を伝えるニュース(英語)










